--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007/05/08

2007.05.08.01




ずいぶん前のことなのだけど、テレビでオーストラリアのアボリジニの生活を紹介するような番組を見ていたときに、アボリジニの人が、朽木の中から掘り出した白い芋虫を生で食べるのを観て、これは僕の最も食べられないもののひとつだろうなと思ったのですが、今読んでいるアマゾンを舞台とした小説の中に、食用青虫の事に関するくだりがあったので、なんか自虐的な感じもするけれど、ちょっとメモ代わりに。


「・・・彼は激流の向こう側の、コンピロシアート川のあたりに住んでいた。
 名前はタスリンチといった。
 この世界のことにしろ、ほかの世界のことにしろ、彼にわからないことはなかった。
 食べられる青虫を足の色や這い方から見わけることができた。
 彼はこんな具合に眉根を寄せ、深い眼で幼虫を観察した。
 しばらく見ていた。
 すると、わかった。
 私が幼虫について知っていることは全部彼から教わったことだ。
 猛葦の茎にいるチャコキエニは良い虫だが、ルプナにいるやつは悪い虫である。
 腐った幹にいるシゴピやユカの茎にいるのもいいやつだ。
 亀の甲羅に巣喰っているやつは性質が悪い。
 一番良くて、旨いのは、マサトを醸るためにねかしてあるユカやとうもろこしの
 絞り滓にいるやつだ。
 このココロという幼虫は、口のなかで甘く拡がり、胃をきれいにし
 飢えを忘れさせ、ぐっすりと眠らせてくれる。
 一方、沼の岸辺に寝ころんでいるカイマンの死体につくのは、身体に害になり
 悪い夢を見る。・・・」
        (マリオ・バルガス・リョサ著 西村英一郎訳 「密林の語り部」より)


文章を写していて気がついたのだけれど、なんか青虫がどうという事より、このわからないカタカナが並んだ文章と語り口調が面白いのかも。
でも、ココロというやつは一度試してしてみるべきかな?
イヲキレイニシ、グッスリトネムラセテクレル・・・
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

こちらでも

昔から、木の中にいる虫を食べる習慣がありますよ。
その虫は、薪にする木を切るとき、見つけるそうで、
えー?!虫を食べるー?!と、とってもびっくりしましたし、
こちらに来て30年、
白くて、ぷっくりしていて、とっても甘い‥
と聞いても、いまだに試す勇気はわいてきませんが‥。

そうですか。

きっと、人々が狩猟採集生活をしていた頃は、こういう虫の取れる所ではみんな普通に食べていたのでしょうね。ぷっくりと、いかにも滋養豊富そうですもんね。
揚げてあったりすれば食べれそうな気もしますが、生はちょっとねえ・・・
勇気無いです・・・
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。